宮脇山八幡神社(みやわきやまはちまんじんじゃ)

史跡・名所

  所在地  広島県福山市内海町928
この神社の創建は寛平4年(892年)9月と伝わる古社だ。この平安時代の天皇は宇多天皇で、少し後に藤原時平らに命じ延喜式を作らせた醍醐天皇へと変わる。天神サンの菅原道真もこの時代に活躍した人物だ。祭神の八幡神はどこから勧請してきたのかは伝わっていないが、この時代だと宇佐が考えられる。その後、元亨4年(1324年)藤原資朝が大願主となり再建。現在の社殿は大正13年に再建されたものだ。藤原資朝なる人物がわからないが、元亨4年は鎌倉時代の後期で、後醍醐天皇が院政を目指し、この10年後南北朝の混乱期を迎える。由緒書きにある高倉院とは第80代の天皇で、次の81代は源平合戦に巻き込まれ、僅か8才で祖母である平時子に抱かれて、三種の神器と共に壇ノ浦に沈んだ息子の安徳天皇である。高倉院と平氏一門との繋がりはどうだったのかはわからないが、平氏の守護神である厳島神社への参拝が事実であれば平氏と繋がっていたのかも知れない。田島の歴史も古く、初代神武天皇の東征時の足跡も残っている。境内には稲荷神社が鎮座する。
  mixi 備後の歴史を歩くコミュの宮脇山八幡神社より
 県道53号線の南側に参道入口の大鳥居

隣は内海中学校
 県道53号線の北側(大鳥居の向)は瀬戸内海そして対岸には常石造船所
 参道入口の大鳥居
 大鳥居横に宮脇山八幡神社の説明版
 大鳥居からの参道

左は内海中学校
 参道階段、正面は拝殿
 注連柱と拝殿
 手水舎
 拝 殿
 拝殿前に神社の説明書きがされた石碑
 狛 犬
 拝殿内
 本 殿
 本殿前
 神社全景



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