千田八幡神社(せんだはちまんじんじゃ)

史跡・名所

  所在地  広島県福山市千田町350
明応年間(1492-1501)、神辺領安那郡(やすな)宇山村に鎮座していた八幡宮が大地震で倒壊し、天文元年(1532)8月、宇山村から千田村向谷に遷座し宇山八幡宮と称した。その後、弘治2年(1556)に千田村白石(現在地)に分霊を勧請し創祀された神社だ。この神社の本社となる宇山八幡宮を調べてみると大地震で倒壊したという時事は記されていないが京都男山八幡宮(石清水八幡宮)より勧請したと言い伝えられている。祭神は千田、宇山八幡共に神功皇后、応神天皇、宗像三女神で、これは石清水の八幡神と一致する。千田にはもう一つ宇山八幡神社が鎮座しているが、ここが千田村向谷になるのだろうか? また訪ねて調査してみたい。
千田八幡神社の社地の一部が平成4年に千田浄水場建設用地の一部となり、この工事に併せて本殿、拝殿の新築、および、境内整備が行われ、平成8年に完成している。新築された本殿は一間社流造で、前面背面共に繁垂木の二軒。身舎柱は正規の円柱を使い頭貫の下は長押が打たれる。妻飾りは頭貫の柱間は蟇股が虹梁大瓶束を支える。縁は三方を廻り、奥は脇障子で止まる。向拝柱は虹梁型の頭貫で固め木鼻には彫刻が施され、柱間は蟇股。軒の垂木は手挟みが支える。
   mixi  備後の歴史を歩くコミュの千田八幡神社より
 千田浄水場から国道182号線への市道

左の丘は千田浄水場

右の側道は千田八幡神社への参道
 今回は古い参道から参拝

参道は神宮寺の前を東に抜けており
 大鳥居を潜り、さらに細い参道は続いている
 参道の先に見えるのは随神門
 随神門
 随神門に鎮座している狛犬
 随神様

ここの随神門は随神様が門の出側に鎮座していました
 随神門から境内への参道階段
 境内入り口からの拝殿
 境内入り口の狛犬
 手水鉢
 境内からの随神門
 拝 殿
 拝殿入り口
 拝殿内
 拝殿前の境内
 本 殿
 神社全景
 神社の年間行事予定


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 地 図